節分の日2016年の方角は?節分に豆まきは関係ない?

この記事を書いている2016年の節分の日は、2月3日、方角は南南東だ。

節分といえば、「鬼は外、福は内」と言って豆まきをして、春を迎え邪気をはらう日。

 

節分とは?

「節分」は、本来「季節を分ける」ものなので、日本には春夏秋冬の四季があるように、本来1年に四回あった。

 

立春、立夏、立秋、立冬それぞれが季節の始まりなので、その前日はすべて節分だ。

 

普段生活しているとよほど意識していないと、立春、立夏、立秋、立冬なんて意識しない人も多いかもしれないが、

旧暦の立春は1年の節目、今で言う元旦のような扱いだったので、特別な扱いになったと言われる。

 

立春は正月にしようという考え方が旧暦にはあったが、この考え方だと、立春の前日の節分は大晦日になる。

 

実は、立春の日は暦によって微妙に前後する。

微妙に前後する立春の日にちですが、2月の4日ごろが多いので、節分の日もその前日の2月3日になることが多い。

 

二十四節気とは

 

旧暦では1年の日数に大きな変動があった、1っヶ月以上も暦と季節がずれる年もあった。そこで1年を24等分した「二十四節気」をつくし、季節の基準にした。

季節新暦(現在の暦)
立春2月4日ごろ
雨水2月19日ごろ
啓蟄3月6日ごろ
春分3月21日ごろ
清明4月5日ごろ
穀雨4月20日ごろ
立夏5月6日ごろ
小満5月21ごろ
芒種6月6日ごろ
夏至6月22日ごろ
小暑7月7日ごろ
大暑7月23日ごろ
立秋8月8日ごろ
処暑8月21日ごろ
白露9月8日ごろ
秋分9月23日ごろ
寒露10月8日ごろ
霜降10月23日ごろ
立冬11月7日ごろ
小雪11月22日ごろ
大雪12月7日ごろ
冬至12月22日ごろ
小寒1月5日ごろ
大寒1月20日ごろ

 

節分と豆まきは本来関係がなかった

 

節分とは関係がなかったのだが、中国から伝わった「追儺(ついな)」だ。「鬼やらい」ともいう。室町時代から宮中などで行われるようになった。実はコレが「大晦日」の日に豆まきをして鬼=邪気を払うという行事だった。

 

それが節分の中で最も重要だった、立春の前日の節分と、「追儺」の行事が同日に行われるようになる、節分と言われる日もこの日だけになった。

 

やいかがし ひいらぎいわし

筆者は小学校にかよっている頃だか幼稚園にかよっている頃だかに、節分にトゲある木に魚の頭を刺したものを飾った。

そう、やいかがしと言われるものだ。柊のようにとげのある木に、いわしのような匂いの強い魚をさして鬼を入らせないという意味があるようだ。「やいかがし」は「焼き嗅がし」からきている。焼いた臭いものを嗅がせるということだ。ちなみにここで「焼き」の「き」は「い」にかわっているが、イ音便というものだ。

 

ここで古文の授業の復習のようになるが、撥音便は「ん」促音便は「っ」ウ音便「う」に変わる。

 

一節には、魚の匂いで鬼を引き寄せて、トゲで鬼の目を突き刺すとか、つよい匂いそのもので、鬼を寄せ付けないとか、各地で諸説あるようだが、いわしでなくても、悪臭がすればOKなようで、他ににんにくやネギを使う地方もある。

ちょっと現代では問題になるかもしれないし、都市ならまずやらないように思うが、髪の毛を燃やしたりすることもあったようだ。

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筆者は羅生門やアウシュヴィッツを連想してしまったので、まず現代ではやらないのではないかと思う。

 

呼び名はたくさんあるようだ。

 

西日本はやいかがし、柊鰯(ひいらぎいわし)、アイタクサ、福井県ではヤグサメ、三重県ではアクサ箸、京都ではオニヤライなどとも呼ばれる。

 

柊の他に、鬼が痛がる植物としては、モミ、カヤ、があり、臭い植物としてトベラを使う市域もあるようだ。

ヒイラギ モミ カヤ トベラ

豆まきの作法

ここで豆まきの作法を確認しておこう。

 

忙しい現代では、手間をかけずにイベントが楽しめるようになっているが、ここで紹介するのは、ちょっと手間のかかる方法だ。

 

豆まきは年男だったり、一家の主人が「福は内、鬼は外」と言いながら、窓や扉を明けては豆をまき、邪気を払って、邪気が入ってこないように閉めていく。

  1. フライパンに大豆を入れう、焦がさないように弱火で
  2. 火が通ったら、お皿で冷ます
  3. 升に入れる
  4. 神棚にお供えする
  5. その後豆まきをする

各地の節分

箱根神社

箱根神社では水上スキーで逃げる鬼に「福はうち、鬼はそと」と2月の水温4℃友いわれる湖を水上スキーで逃げ回る

setubun

浅草寺

浅草寺の節分会では観音様のまえでは誰もが鬼ではないということで、

「千秋万歳福は内」と唱える

吉田神社

京都の吉田神社では2月2日に悪鬼を追い払う神事が行われる。災いを防ぎ、疫病は災難を除く。

島根県のイグラの口焼き

島根では、イグラの口焼きと言われ、節分の依るに、豆まきを終えてから鰯の頭と古いぞうりを囲炉裏で焼き、日の上から大豆を一粒一粒落としていき、一粒ごとに、害悪や災難を及ぼすものの名前を上げて厄を払うそうだ。

ちなみにここでのイグラはもぐらのことで、もぐらは農業を生業とするものにとって、害を及ぼすものだった。

 

しっかり、厄をはらい、今年も良い年にしたい。

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