真田丸5話あらすじ・ネタバレその2

真田丸5話あらすじ・ネタバレその1はこちら

本能寺の変で動揺する京から少し東の方に、真田家の人質松と、信繁はいた。琵琶湖に面した信長の本拠地・安土城下でのことである。本能寺の変があった当日は、都のある西の方向からは都で大火事が起きたということで、大勢の人が逃げてきていた。しかし、信繁が通りすがりの者に聞いても、誰も詳しくはわからなかった。そうしたなか、戦が始まったという噂を聞いた信繁は、不安を高めていたのだった、松を茂誠に託した信繁は、実際の状況を確認するために、京へと向かった。

 

一方で、まだ本能寺の変が知られていない信州・真田の郷では、払田柵米は妹の梅を、高梨内記は娘のきりを、信繁にそれぞれ嫁がせたいと考えていた。第3話で櫛をプレゼントされた梅と信繁は互いに惹かれ合っていたが、真田家と堀田家では、家格に差があり、梅は信繁との身分の違いに不釣り合いを感じていた。

 

方やきりも信繁に密かな恋心を抱いていたが、その思いは胸中にしまい、梅の援軍になろうとしていた。そうした中、きりの父、高梨内記は娘を真田家で働かせて欲しいと昌幸に願い出る。きりを真田家で働かせれば、信繁との縁談に繋がるかもしれないと思ったからである。父から自分を真田家の奥向きの役目につかせるよう願いでたことをきいたきりは、内心喜びに浸るのであった。

 

その直後、昌幸はお心中した織田信長が明智光秀に本能寺で滅ぼされたことを知る。にわかには信じられない昌幸だったが、張本人の明智方から、味方するよう要請する使者が来たことで真相を知ることとなる。真田の他の国衆にも知らせをすべく先を急ぐ明智の使者を強引に引き止め、書状を奪って他の国衆への連絡を遮断する。信長の死を他の国衆に隠そうとしたのだった。

光秀は昌幸をはじめとした小県の国衆に大師、味方するよう要請する使者を派遣したが、昌幸はそうした書状を内記に燃やすよういい、信長の死を国衆に隠したまま急いで彼らを集めるように言ったのだった。

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内記の前では冷静さを装っていたが、北条でもなく、上杉でもなく、信長にかけた昌幸は、この先誰につき、どう生き延びていこうかわからなかった。近畿一体、最大の勢力だった信長の死を全国の大名が知ることになれば、昌幸の周りだけでも、北条氏政、上杉景勝が、とおくを見れば、安芸、長門、中国地方一体を支配する毛利輝元が、四国一体を支配する長宗我部元親が一斉に立ち上がることは予想に難くなかったからだ。主君信長を失った織田家が、各地の大名を抑えられるかどうか、不安に襲われた昌幸は悩んだのだった。

小県の惣代としての、昌幸の次の一手は?

姉の松を茂誠にたくして、安土から京へ向かった信繁が目撃したのは、本能寺のある京から安土へ向かう光秀の軍勢だった。無論、信繁はまだ信長を光秀が滅ぼしたことは知らなかった。何もしらない信繁は、そのまま京へ向かう道を急いだ。

 

そのころ悩んで取り乱した真田昌幸は、冷静さを取り戻していた。そしてこのまま織田家に付き従うか、光秀の誘いにのるか、上杉家に世話になるか、北条に掛け合うか、どれが小国の主である真田家にとって最善の策となるか、思案する。

 

昌幸 いずれにしても、わしらのような国衆には、力のある大名にsがるしか、生き残る道はな。しかし、真田安房守昌幸、この荒海を渡りきって見せる。国衆には国衆の生き方というものがあるのだ。誰が最後の覇者になるか、しかとこの目で見極めて、食らいついてやるわ。・・・おもしろうなってきた。

 

昌幸の心配の種がただひとつあった。信長の人質として安土に差し出した松のことだった。信長を打った光秀の軍勢が安土入りし、信長の一族を人質にとることは明らかだったからだ。昌幸は佐助を安土へ急行させる。

真田丸5話あらすじ・ネタバレその3はこちら

 

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