北九州市成人式「きちんとした服装しろ」と奇抜な衣装を牽制!予防策は?

成人式と言えば、これまで「子供」とされていた身分から、「大人」となるための儀式ですよね。古くは、元服なんて言われたりもしました。

元服すると、烏帽子をかぶって、髪型も変わったり、これまでと名前が変わって、「幼名」から正式な名前に変わりました。

例えば、江戸幕府を開いた徳川家康の幼名は「竹千代」、織田信長の幼名は「吉法師」、2016年の大河ドラマの真田幸村の幼名は「弁丸」でした。

現代で言うところの成人式を期に、それぞれ名前が変わっていきました。

元服が終わってから初めての戦が、「初陣」と呼ばれていましたね。

現代ではほぼ同窓会になっている

そんな節目だった「元服」でしたが、時代が変わり、現代では、ほぼ同窓会の口実と言うのが大半ん方の認識ではないでしょうか?

 

音信のなかった友人と久々にあったり、小学校の先生や、中学校の担任の先生など、恩師に会える機会でもあります。

同窓会を企画して、旧交を温めたり、お酒が入って、当時の先生と「大人な会話」をすることができるようになるのも、楽しみの一つですよね。

 

近隣の飲食店への経済的な効果もかなりあると思います。

「きちんとした服装をしましょう」とは?

そんな成人式なのですが、毎年この時期になると、必ず報道されるのが、成人式に現れる「華美な服装」です。

そんな「華美な服装」を北九州市が牽制しています。

 

ただ、時期的にも、メッセージ的にも、あまり大きな期待はできなさそうですね。

内容を見てみましょう

北九州市のHPより

 成人式は、名実ともに大人の仲間入りを果たす儀式であり、新成人の皆さんにとって、「大人」として出席する初めての一大イベントです。きちんとした服装で出席するよう心がけましょう。
【男性】
ダークスーツ(紺、グレー、黒など)のスーツにネクタイという服装が最も一般的です。最近は、男性の羽織袴もよく見かけるようになりました。
【女性】
成人式に参加する女性の大多数は振袖を着用します。少数ですが、スーツやワンピース、ドレスの女性もいます。

 

やさしい。実に優しい表現です。なんていうか、もう中学生や小学生の入学式のようなノリですね。

 

さて、このような主張をしなければいけないのは当然、背景に華美な服装をする新成人がいるからですが、ここではそんな、「華美な服装」を予防するための策を考えてみます。

 

予防策は言ってみたものの、単純に入場制限をしてもしょうがないので、ここでは「華美な服装」をうまく利用する方法を考えてみます。

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「華美な服装」をうまく利用する方法

 

1、市長自らが華美な服装をする。

集団で、同じような服装をしていると、やはり、連帯意識のようなものが出来ますよね。もし市長自らが、ピンクの袴姿なんかしていたらどうでしょうか?

 

金色の服装をしていたらどうでしょうか?きっと「彼ら」から一目置かれるに違いありません。

これからも該当の市への愛着がわくことは間違いないでしょう。

 

 

2,自治体自らが、「華美な服装」を仕立てるメーカーとタイアップして、成人式を「華美な服装コンテスト」化してしまう。

さらに参加料をとってしまえば、財政が潤うことは間違いないでしょう。

「元服」「大人の仲間入り」を目的とする成人式とは完全に目的が変わりますが、この経済効果は見逃せません。

 

そして、新成人、その保護者からの投票によって、ランキングをつけていきます。

そうすると、「華美な服装でも」あまりに投票が期待できなければ、「かれら」は収まるしかありません。

 

いやきっと「かれら」ならそんなランキングは自分たちで作ってしまうかも知れません。

 

 

というか、むしろお膳立てして、前夜祭と称して、華美な服装コンテストを前日にしてしまった方が、翌日の「成人式」にいい影響があるような気がします。

 

正直な所、派手な格好を注意したりするのに時間や、お金、エネルギーを使うのであれば、いっそ参加料をとって開催したほうが、実に精神衛生上良いのではないでしょうか?

 

 

絶対に実現しないと思いますが・・・

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