真田丸第6話あらすじ・ネタバレその1

生き延びるために必死の迷走

本能寺の変から2日がたった。日本中に織田信長の死が知れわたり、衝撃が襲った、各地の勢力争いが激化するなか、信繁たちは、明智の軍勢に占拠された安土城からの脱出を図ろうとしていた。

 

しかし、明智兵に囲まれ、信繁、茂誠とはぐれてしまった松は、1人で逃げるほかない状態だった。途中で昌幸の命でさせ向けられた佐助が松に合流するが、再び敵兵に行く手を阻まれる。追い詰められた松は、崖から琵琶湖へとその身を投げ込んだのだった。佐助は松をおって飛び降りるものの、松を見つけることは出来なかった。

 

茂誠は、松を失った悲しみにくれながら、救出してくれた信繁に感謝を述べると、急いで真田の郷に帰還するべきだと進言する。戻っても居場所のない茂誠は、松のそばにいることを希望し、この安土の地にとどまることを決意していた。茂誠に信繁は声をかけた。

 

信繁:いいですか義兄上、生きていてこそです。

 

一方で、再度主を失った昌幸に、たとえ信長が死んだとしても、真田家は織田家の家臣としての道を貫くのが筋だと、信幸は進言していた。信幸はこう言いたいのだった。主君織田信長を討った光秀を討伐し、信長の仇を討つということだ。

 

信長の死によって、本拠地を離れ、旧武田領に深く入り込んでいた織田家の武将らは、窮地に追い込まれていた。北信濃から越後に進軍していた森長可は、上杉家への進軍をあきらめ、越後から撤退して、北信濃に向かって逃げていた。

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滝川一益が信長の死を知ることになったのは、6月9日のことだ。昌幸はすぐに京へ出陣して光秀を打ち倒すよう促すが、一益はこの地を離れるのはまずいと考えていた。なぜなら一益は、上杉家や北条家ももちろんそうだが、信濃の国衆たちの動向が気になったからだ。

信濃という国は、もともと国衆の土地であり、信長の威光にしぶしぶ従うことなったとはいえ、独立した勢力だ。その信長が死んでしまった以上、織田の軍勢に国衆が半期を翻すのは十分に考えられることだと一益は感じていたのだった。現に、北信濃を拠点に越後に進軍していた森長可は、北信濃の国衆から裏切られており、責め立てられていたのだった。自分も森長可の二の舞いにはなりたくないと思っていたのだった。

そんな一益が一番警戒していたのは、真田家だった。一益は昌幸に人質を要求し、昌幸はこれを受け入れた。一方で昌幸は、光秀を討ったものが織田勢を率いていくことになるとして、可能な限り迅速に、光秀を打ち取るのだと、一益に詰め寄るのだった。

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